PROJECT

PROJECT / イエコラボのプロジェクト

旭川家具工業協同組合 × team K家具から考える家

ラボコンセプト

画像:ラボコンセプト

家具を“いえぐ(家の道具)”としてとらえ、家具まで含めた家

イエコラボを主催するベツダイでは、数多くの住宅を手がけてきました。
その中で感じている一つの問題。それが家具でした。
「家を建てる」という一大イベントの中で、家具はどうしても後回しになってしまいがち。
「せっかく家を建てるのならば、その後の暮らしを楽しむための家具についても、何か面白いご提案がしたい」
そんな想いから「家具を“いえぐ(家の道具)”としてとらえ、家具まで含めた家」というコンセプトが生まれました。

このプロジェクトの最新情報

なぜこのプロジェクトが生まれたの?

旭川の家具職人たちとのコラボを目指して

そこで、イエコラボがパートナーとして参加を求めたのが旭川家具工業協同組合でした。
旭川家具工業協同組合は、1957年に誕生した、木工を生業とする人々による組合です。
創設以来50年間、時代に揺さぶられながらも、一度として国外生産を考えることなく、ひたすら旭川の地で手を動かし、 知恵を出し合って、若い世代のものつくりびとを育成してきました。
また、1990年にはじまった「国際家具デザインフェア旭川(IFDA)」を主催し、世界のデザイナーに向けて、「もっと新しくユニークなデザインを!」と発信するコンペティションも開催。
世界各地域からの多数の応募者を集め、3年ごとに継続開催されています。
「よいものをつくり、長く大切に使ってもらう。」という、伝え継がれてきた旭川家具のスピリッツに強い魅力を感じたイエコラボのスタッフは、現地へとおもむき、コラボへの協力を呼びかけ、今回のプロジェクトがスタートしました。

入選デザイン紹介

画像:入選デザイン紹介

「長い家具の家」「囲む家具の家」by team K

募集の結果、全国の設計事務所や建築デザイナーから23点ものプランが集まりました。数々の優れたアイデアの中から選ばれたのは「team K」による「長い家具の家」と「囲む家具の家」。
今回のコンペでは、都市部向けの狭小スペース(2間半)と、郊外向けの広いスペース(5間)、2つの敷地条件をセットとしたプランを募りました。都市部向けとなる「長い家具の家」では、リビングを貫く長いテーブルを中心とした空間を設計。郊外向けとなる「囲む家具の家」では、まるでパレットのようなユニークなテーブルを中心とした空間を描き出しています。「プライバシー確保とだんらんの両立」「ライフスタイルのちがい」「家族構成の変化」など、二世帯住宅が抱える課題を、家具を中心とした空間づくりで解決していく具体的かつ、明解でユニークなアイデアが評価を受け、受賞となりました。

受賞者より : team K(池田久司/バンバタカユキ)

「人の集まる場所」というものが今後とても重要になってくるのではないかと思っています。家の中心に、人の集まることのできる場所があり、そこにいけば、いつも誰かがいて、何かをしている。家族だけでなく、家族の友人や地域の人たちも含めた、さまざまな人達の交流が日常的に行われている住まい。そんな住まいのあり方とライフスタイルの提案です。また、見たことのないような奇抜な建築や家具ではなく、一見すると普通ともとれて親しみをもつことのできるようなものを目指しました。

PROFILE

taem K

池田久司、バンバカタユキの2名からなる建築設計ユニット。関西を拠点に活動中。

画像:池田久司 プロフィール

池田久司

1983年 大阪府生まれ
2009年 京都工芸繊維大学大学院建築設計学博士前期課程修了
2009年 木村博昭+Ks Architects勤務
2013年 HI STUDIO設立
2013年 team K発足

画像:バンバタカユキ プロフィール

バンバタカユキ

1984年 京都市生まれ
2010年 京都工芸繊維大学大学院建築設計学博士前期課程修了
2010年 石上純也建築設計事務所勤務
2013年 takayukibamba+associates設立
2013年 team K発足