PROJECT

PROJECT / イエコラボのプロジェクト

LIXIL × アーキファクトリー 一級建築士事務所/榊原節子建築研究所子どものための家

ラボコンセプト

子どものための家

「次世代を担っていく子どもたちの成長発達のために、住宅ができることとは何なのか?」それがこのコラボのテーマとなりました。子どもにとっての家とは、原風景であり、想い出を刻み込むキャンパスとなる大切な空間。今回は「子どものための家」というテーマのもと、自由な発想とアイデアを広く募集しました。

このプロジェクトの最新情報

なぜこのプロジェクトが生まれたの?

「未来を担う子どもたちのための家」をつくるために

住宅の総合メーカーであるLIXIL社とのコラボ。そのコンセプトづくりは少し難航しました。外壁、窓、建材、水まわり…なんでもできるLIXIL社だからこそ、具体的な設備やハード面にスポットを当てない、普遍的なテーマがほしい。イエコラボとLIXIL社が議論を重ねて目を向けたのは「未来」でした。「未来を担う子どもたちのための家」をつくる。この課題に対する自由な発想に大きな期待を寄せ、新たなプロジェクトがスタートしました。

入選デザイン紹介

画像:入選デザイン紹介

【2階建てプラン】『Casa dei Bambini』 by アーキファクトリー 一級建築士事務所 (山本邦史郎氏)

募集の結果、全国の設計事務所や建築デザイナーから54点ものデザインが集結。厳正な審査の結果、【2階建てプラン】【3階建てプラン】の2カテゴリを設定し、各1点ずつ最優秀作品を選定することとなりました。

【2階建てプラン】で最優秀賞に選ばれたのが、アーキファクトリー 一級建築士事務所 の山本 邦史郎氏による、『Casa dei Bambini』です。
「子どものため、子どもの成長と発達とは、なんなのか?」というテーマのもと、多様な子どもの身体・精神の成長とその過程を考え、子どもたちの動き(動線)をできるだけ制限せず、日常の中で自由にお気に入りの場所や遊びを見つけられること、自分の興味を最大限に開放し深め、原風景(シーン)をつくれること、その過程を家族が安心して見守れることを前提とした設計が成されています。

受賞者より : アーキファクトリー 一級建築士事務所 山本 邦史郎

今回のコンペでは、子どもの成長と住まいとの関係、そして家族(親)の在り方ということに最も気を使いました。子どもを見守るには時間的余裕が必要ですし、日常の家事などがスムーズに行うことができる環境が求められます。子どものための家であるには、まず親にとっても暮らしやすい家であり、子どもを取り巻く人と空間をいかに良い環境に設定するのかということが大切だと改めて感じました。今回の提案に共感が得られ、今後さらに多くの方との協働でブラッシュアップがなされ、商品化へ向けて進むことを大変うれしく思っています。

PROFILE

アーキファクトリー 一級建築士事務所

山本 邦史郎氏が代表を務める設計事務所。住宅を中心に設計活動を展開している。

画像:山本 邦史郎 プロフィール

山本 邦史郎

1969年 兵庫県淡路島生まれ
1992年 横浜国立大学工学部建築学科卒業
1994年 横浜国立大学大学院工学研究科修了
2002年 アーキファクトリー一級建築士事務所設立
2006年 「住まいのバリアフリーコンペティション2006」東京都建設業協会賞
2007年 「第9回あたたかな住空間デザインコンペ」暮らしデザイン部門ブルー&グリーン賞及び暮らしデザイン部門入賞
2008年 「第2回トステム設計コンテスト」サッシ部門 奨励賞
2009年 「第3回トステム設計コンテスト」キッチン部門 佳作
2012年 東京大学大学院農学生命科学研究科木造建築コース修了
2013年 「第11回金属サイディング施工例コンテスト」優秀賞

画像:入選デザイン紹介

【3階建てプラン】『子・木・コト育つ コトコトハウス』 by 榊原節子建築研究所 (榊原 節子氏)

続く【3階建てプラン】の入選作品は、榊原節子建築研究所の榊原 節子氏による『子・木・コト育つ コトコトハウス』。家の中に大きな木を植え、その成長とともに子どもが育ち、家族の物語(コト)が生まれる家です。
暮らしの中に身近な自然をつくり、子どもの探究心、想像力、気づきを育みながら、木を通じた家族や近所とのコミュニケーションを生み出していく。そんなデザインを提案しています。
また、陽当りや風通しなど自然環境を上手に取り入れ、人にも木にも優しい住まいをデザイン。心も身体も子どもが健やかに育ち、木のまわりに家族の笑顔があふれて欲しいという想いを込めて、「コトコトハウス」と名付けられました。

受賞者より : 榊原節子建築研究所 榊原 節子

「子どものための家」という夢のあるプロジェクトに参加できることになり、とても嬉しく思っています。子どもの目線から考えたワクワクする家、自然環境を上手く取り入れ、人と木が共生できる新しい住まいのあり方を、関わる方々の知恵と技術を結集させて、より夢を膨らませた家として実現したいと思います。

PROFILE

榊原節子建築研究所

榊原 節子氏が代表を務める設計事務所。建築、インテリア、家具、展示などを幅広く手がける。

画像:榊原 節子 プロフィール

榊原 節子

1970年 愛知県岡崎市生まれ
1993年 名古屋大学経済学部 卒業
1993年 東海旅客鉄道株式会社(JR東海)
2005年 arte空間研究所
2009年 榊原節子建築研究所設立
2009年 第6回真の日本のすまい 住宅金融支援機構理事長賞
2012年 第28回住まいのリフォームコンクール 優秀賞
2013年 SD Review 2013 朝倉賞
2013年 LIXIL デザインコンテスト2013 入賞
2014年 大阪芸術大学 非常勤講師
2014年 第9回関西建築家新人賞 審査員奨励賞